高齢化社会のなか高齢ドライバーによる
アクセルとブレーキの踏み間違い事故や
高速道路の逆走など痛ましい事故が多発
全国的に大きな社会問題になっています
その対策として導入された制度。
運転免許証の「自主返納」です。
“有効期限が残っている運転免許証
を本人の意思で返納することです。”
※ 自主返納に年齢制限はありません
ただ、お仕事や買い物に病院などへの
移動手段として必要な交通手段の一つ
体力や視力、判断力、反射神経の衰え
この症状が現れるのは個人差があり
一概に何歳で返納と全く言えません
そこで目安として義務化されたのが
免許証を更新する前に必ず受講する
1998年から開始された制度が!
『高齢者講習』
安全運転を続けるために必要な講習です
今回は「高齢者講習」について紹介します
簡単な説明ですが参考にして下さいね!
\(^o^)/
高齢者講習とは!
満70歳以上の人が自動車運転免許証の
更新を行う際に義務付けられている講習
本人に運動能力や技術水準の自覚をして
必要なアドバイスや指導を受ける目的。
受講しないと免許証は更新できません
また講習は予約制です注意して下さい
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【高齢者講習】
70~74歳の方
「高齢者講習」のみ受講
■ 座学(30分)
基礎知識から安全運転の心構え
道路交通法の最新情報と再確認
■ 各種運転適性検査(30分)
視力・視野・動体視力・夜間視力など
■ 実車による運転指導(60分)
実際に運転をして運転状況を話し合い
正しい運転方法に気づいてもらう講習
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75歳以上の方
「高齢者講習」の他「認知機能検査」
3項目で記憶力や判断力の測定。
① 時間の見当識
検査時の年月日、曜日、時間などの検査
② 手がかり再生
16種類の絵を記憶できるかの検査
③ 時計描画
時計の文字盤を使った時刻合わせ検査
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この検査の結果!
■ 心配がないと判定
「2時間の高齢者講習」を受講
■ 少し心配と判定
「3時間の高齢者講習」を受講
■ 心配と判定
認知症のおそれがあると認められ
新たに「臨時適性検査」を受講するか
診断書の提出が必要となってきます
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認知症と診断された場合!
免許停止または免許取り消しです。
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家族や知り合いの方で
症状があると思ったら
じっくりお話をして!
自主返納を勧めること
が大事になりますね!
まとめ
いかがでしたか!?「高齢者講習」
車社会の日本、車の運転は生活の一部
安心して運転を続けてもらえるように
高齢者講習はその一つの制度なんです
一度、自分の老化や衰えをじっくりと
見つめ直すことが大事になってきます
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
高齢者講習