愛猫の目をジィ~っと見ていると!
まん丸のビー玉みたいな大きな目
とっても綺麗なまつ毛がばっちり!
羨ましいくらい長い“まつ毛”ですよね♪
ちょっとっ!待ったぁ~!
猫には“まつ毛”はありません!
えっどういうこと?ありますよねっ!
今回はそんな「猫のまつ毛」を調べました
猫にまつ毛は、あるのか!ないのか!と
“まつ毛”に関する病気などあるのか!
どうぞ参考にして下さい。ではどうぞ♪
(=^・^=)<まつ毛?
猫にまつ毛はない!
目の上に綺麗に長い被毛があります!
ですよね~♪これがまつ毛だと思った方
多いのではないでしょうか!(私も!)
じつは!
これは「アクセサリアイラッシュ」と呼ぶ
補助的な“まつ毛”ということで!
医学的にまつ毛ではありません!
そして!
機能的には“まつ毛”と同じなんです。
だったら“まつ毛”でいいんじゃない?
と思ってしまいますよね!
ただ、病院の獣医師さんの教科書にも、
「猫の下まぶたにはまつ毛はない
上まぶたともまた見当たらない」
としっかり書いてあるそうです。
なので!
猫の目の上の長い毛の正体は!
結局まつ毛ではなくヒゲです!
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納得できたような!
できないような(汗)
でもまつ毛ではない
という事ですね。
ということで!まつ毛はないということ
理解してもらえたでしょうか!?(汗)
では次は目の上の長い毛/ 補助的なまつ毛
による何か病気がなどはあるのか!!
紹介していきたいと思います。
猫のまつ毛の病気?
人間で言うと「逆さまつげ」に似た!
病気が猫にも同じくあるんですよ。
それは!
『 眼瞼内反症 』
がんけんないはんしょう
まぶたの毛が内側に反り返ってしまい
目に入り込み、目の表面あたりを刺激で
目にさまざまな症状が現れる病気です。
先天性と後天性がありますが、ほとんど
多くの場合は、後天性だそうです。
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眼瞼内反症の症状!
目の表面が常に毛で刺激を受けるので
痛みで猫にとっては違和感を感じて、
強いストレスを受けている状態です。
症状は?
●目がショボショボしてる
●光をやたら眩しがる
●涙が多く出る
症状がひどくなると!
●まぶたの痙攣を起こす
●目の充血・炎症
●膿のような目ヤニが出る
●痒みで目をこすり炎症を起こす
重症化すると!
角膜炎・結膜炎になって!
●角膜潰瘍になって表面のただれ
●角膜が白く濁ってくる
最悪は!
角膜穿孔になって!
●角膜に穴があいてしまう
要注意です。
失明の恐れがあります!
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眼瞼内反症の原因
では、原因はいったいなんでしょう?
そもそも先天性の場合は!
生まれつき、まぶたの皮膚が余っていて
内側に入り込みやすく症状がでます。
原因のひとつの遺伝です!
なので顔ぺちゃの短頭種の猫ちゃんの
ペルシャやヒマラヤンに多くみられて
症状が発症する可能性が高いです。
遺伝以外の原因は!
●加齢による皮膚のたるみ
●体重が減少した時!
眼球を入れている部分の脂肪が減って
眼球自体が後ろに下がった状態になり
まぶたが内側に反りやすくなるため!
●痙攣を起こした時!
結膜炎や角膜炎で眼瞼の痙攣を起こし
一時的にまぶたが反ってしまうため!
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目の周辺はすぐにでも
気づくので!少しでも
変だなって思ったら!
病院に行きましょうね
眼瞼内反症の治療法
なってしまった場合、どうすれば!?
病院の先生と相談して決めましょう。
治療法①点眼薬・眼軟膏
初期の症状の段階であれば!ネバネバ
したジェル状の点眼薬か眼軟膏を使用
そして、目の表面を保護・痛みの軽減!
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治療法➁コンタクトレンズ
動物用のコンタクトレンズを角膜に付け
目を守るという方法です。
しかし猫用はなく、犬用の1種類だけで
サイズが合わず目をこするとすぐ落ちて
しまうので、一時的に悪化させないもの
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治療法③ 外科手術
内反矯正手術でそれほど難しくない!
目に入り込んだまぶたの少し下の部分
を切除するという方法です。
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治療法④ 被毛を剃る
角膜炎や結膜炎を引き起こす原因となる
被毛(補助的なまつ毛)を剃ってしまう
方法です。簡単で比較的、効果もあります
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なるべく初期の段階で
病院へ行きましょうね
まとめ
目の病気から起こる可能性があります
「愛猫がいつもより涙目だなぁ?」
「いつもより目をパチパチしてる!」
なんて事があったら、念のために早めに
病院に行きましょう!症状が悪化すると
より痛みやストレスがたまってしまい
愛猫が可愛そうですからね!!
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
猫のまつ毛?