猫飼いのみなさん!猫好きのみなさん!
もし大好きな猫ちゃんから、
何らかの病気が伝染したら・・・。
どうしますか!?
「何それ?考えたこともない!
そんな病気なんてあるの!?」
あまり深刻に考えたことない人の方が、
多いかもしれませんね。
そこで今回は、猫から人にうつる病気について、
症状や予防法などを調査しました!
大切な猫ちゃんといつまでも幸せに暮らす為にも、
ぜひ参考にしてもらえたら幸いです^^
人に感染する病気は?
動物から人間へ感染する病気のことを、
『人獣共通感染症』と言います!
猫からとは限らず、動物から感染する病気の総称です。
この『人獣共通感染症』の感染源は、
細菌・真菌(カビ)・原虫・寄生虫など様々!
「全然わからないし聞いたことない~」
と思う人が多いかもしれませんね(>_<)
あるとするなら、『猫アレルギー』くらいでしょうか。
難しそうな感染源を言われても、
正直まったくピンときませんよね・・・。
なので、感染によって発症する病気について、
種類ごとにご紹介していきます!
=感染源の種類=
【 細菌 】
🔵 サルモネラ症
食肉や卵、または虫類のフンに付着して感染!!
子猫は下痢や嘔吐など、消化器系に症状が出ます。
成猫だと、症状が現れないことも多いようです。
人が感染した場合、幼児や老人が発症しやすいので注意!
猫と同じで、成人は症状が現れないことが多いとのこと。
🔵 猫ひっかき病
名前の通り、ひっかかれた場合に感染します!
感染すると、傷口に近いリンパ節が腫れて痛みが・・・。
リンパ節炎を主体とした感染症です!
噛まれても感染してしまいます。
ちなみに、猫自体には症状が出ないそうです(゚д゚)!
🔵 パスツレラ症
口の中や爪に、常に存在している菌です!
健康な猫の中にも存在している『常在菌』。
感染すると、痛みをともない傷口が腫れてしまいます!
こちらも、猫自体には症状が出ないそうです(>_<)
🔵 カプサイトファーガ・カニモルサス感染症
猫にひっかかれた場合に感染します!
感染した場合、発熱・頭痛・吐き気などの症状が出ます。
ただ重症化した場合、
敗血症や脳髄炎になることも・・・!
また、複数の臓器の機能不全を引き起こします。
海外では亡くなった例もあるそうです(;_;)
【 真菌(カビ)】
🔵 トキゾプラズマ症
猫のウンチに出た原虫が、人間の体内に入ることで感染!
子猫の場合、感染すると肺炎や脳炎の症状が出ることがあります。
人間の場合、抗体を持たない妊婦さんが感染すると、
流産や胎児の先天症障害が残る原因に・・・(*_*)
【 寄生虫 】
🔵 回虫幼虫移行症
猫のウンチの中の回虫の卵が、
人間の体内に入って孵化することで感染!
子猫の場合、下痢や嘔吐の症状が出ます。
人間の場合は、肝臓や脳、目に障害を引き起こします!
🔵 疥癬(かいせん)
ヒゼンダニに接触することで感染!
猫も人間も、強いかゆみや湿疹の症状が・・・。
脱毛や、かさぶたになることも!
マダニも同様で、ウイルスを持っているマダニが、
猫を咬むことで感染!
そして猫の体液などから人間が感染するそうです。
ただ、ハッキリとした感染経路はまだわかっていません!
感染するケースは?
猫から人へ感染するケースで多いのは・・・
『猫のよだれや目やに、猫ノミ』
からと言われています!
また、猫の排泄物(ウンチ・おしっこ・嘔吐物)
への接触でも感染する可能性があります!
猫に強く咬まれたり、爪で引っかかれたり、
そのようなちょっとしたことでも、
感染する恐れがあるので注意が必要ですね!
予防法はある?
普段の生活の中での、ちょっとした心がけで、
感染を予防することができます☆
○ 爪はちゃんと切りましょう!
○ 猫ちゃんの排泄物を触ったら!手を洗う!
○ キスなど濃厚な接触は避ける!
○ なるべく室内飼いがオススメ!
○ 猫ちゃんがあまりにも痒そうにしてたら病院へ!
○ 野良猫を保護して飼う場合、しっかり検査!
少し注意をするだけで、防げる感染症は多いです!
猫ちゃんとの生活では普段から、
しっかりと意識していくことが大事ですね^^
まとめ
猫から人へうつる病気についてご紹介しました!
いかがでしたか!?
重症化になるケースは特別多いわけではないので、
あまり敏感に神経質になることもありませんが・・・
頭の片隅に入れて置いても良いと思います!
参考になったでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!・・・
感染症