暑い夏の時期の帰省ラッシュやお墓参り
年に一度ご先祖様が家に戻ってくるとき
迎え火で先祖様を迎え入れ
送り火で無事に帰る儀式!
日本人にとって馴染み深い
祖先の霊を祀る一連の行事
『お盆』
仏教用語で「盂蘭盆会」の省略形
本来は霊に対する供物を置く器の意味
“ 家族に親族、知人に友人を招いて法要
とくに初盆は故人と一緒に過ごした
時間を思い出して故人を偲ぶ時間です”
ちなみに初盆は大切な人が亡くなって
四十九日の忌明け後初めて迎えるお盆
つまりお盆とは!
■ 先祖の霊をは敬い供養する
■ 長生きしている親族に尊敬や感謝
■ 先祖があの世で安心し暮らすため
現世の家族たちが健康である報告
■ 家族に子孫、親類縁者などが集まり
互いの状況を伝え合い安堵する場
■ 天真爛漫な自分を取り戻す機会で
その姿が先祖の最大の功徳となる
地域や宗派によって様々違いますが
それぞれ先祖様を供養する習慣です!
そんなお盆で目にする野菜!
ナスやキュウリに割り箸で脚が四本
何か動物の形をしていますよね!?
皆さんこれって何だか知ってますか?
ご先祖を迎え入れるお供物の一つ
平安時代は貴族の中で闇で行われ
一般庶民に広まったのは江戸時代
今回はそのナスとキュウリが何なのか
紹介したいと思いますご覧ください♬
\(^o^)/
ナスとキュウリ
お盆飾りとしてのナスとキュウリ!
ご先祖様を迎え入れ送る飾りです。
“精霊牛”と“精霊馬”
“お浄土と私たちの世界の
送り迎えをするものです”
精霊棚(盆棚)にお供えするもの
ナスは牛で精霊牛
キュウリは馬で精霊馬
※ホオズキは道を照らす提灯
●
◯ 霊が入って来られる時
「一刻も早く帰って来てもらいたい
少しでも長くこの世にいてほしい」
なので早く駆ける馬
●
◯ 霊が帰られる時
「別れを名残り惜しむつつなかですが
帰りの景色でもゆっくり楽しみながら
お土産をたくさん持って帰ってほしい」
なので足が遅く力の強い牛
●
魂をお迎えするため必要不可欠なもの
あの世と現世を行き来する乗り物です♪
(#^.^#)
最後に処分の仕方
お盆も終わりご先祖も無事帰ったら
一般的に送り火とともに燃やしたり
精霊流しや灯籠流しで川に流します
それ以外はお寺でお焚き上げなど…。
最も伝統的なのは「精霊流し」ですが
現代では禁止されている自治体も多く
一番簡単に処分する方法といえば
■ ご自宅の庭に埋めて土に還す
■ 塩でお清め半紙で包みゴミで処分
ただ捨てることもよくありませんし!
決して食べてはいけません!
☆彡
まとめ
いかがでしたか!?ナスとキュウリ
年に一度ご先祖様が里帰りするお盆
多くの地方は8月13日~16日です
集まった家族や親族、または知人たちと
ゆっくり思い出や近況を語り合って!
日本伝統の行事を大事にして下さいね
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
お盆