是枝裕和が初総合監修のオムニバス映画
オリジナル脚本作品で早川千絵監督
主演は倍賞千恵子
時代を切り裂く問題作が誕生
年齢による命の線引き。
懸命に生きる人々の姿。
絶望と希望が胸に迫る。
現実2025年には国民の5人に1人
が75歳以上になると言われる日本!
日本の高齢化社会に斬り込んだ衝撃作
第75回カンヌ国際映画賞祭受賞作品
映画『PLAN75』
それは、75歳から自らの生死を選択できる制度
果たして是か、非か
2022年6月17日(金)全国公開
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死の選択を迫られる対象者
倍賞千恵子
死を推奨する役所の申請窓口
磯村勇斗
死をサポートするコールセンター
河合優実
制度に翻弄される立場の登場人物を描く
あなたは生きますか?
支援のもとで安らかに最期を迎える!
自身の死の権利を認める国の推奨制度
現在の日本の法律だと延命措置を断り
自分らしく尊厳を保って死に臨む一つ
とされ終末期ケアと呼ばれるものです
あくまで本人が病気であることが前提
辛く苦痛な延命治療を受け生きるより
自然に自分の死を迎えたいという思い
現状日本で尊厳死は法整備されてません
少子化に高齢化が問題の日本社会のなか
生きることの意味を問いかける衝撃作!
2040年以降を見据えた社会保障問題
これは日本社会のあり方を訴える映画!
これって安楽死?尊厳死?
そもそも安楽死と尊厳死の違いは
一度はこのテーマを真剣に考えることも
ありだと思いますが映画 「PLAN75」
を通して考えてみてはいかがですか!
今回は少しでも参考にして下さいね♬
安楽死と尊厳死
さて、安楽死と尊厳死の違いは?
目的は安楽死も尊厳死も同じで!
“本人の意思による死の迎え方”
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ただ大きな違いがあるんです!
安楽死は人為的に死を迎える。
尊厳死は自然な死を迎える。
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ちなみに安楽死は!
“人から依頼を受けて人の命を奪う事”
安楽死は罪になります!
嘱託(同意)殺人罪
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では尊厳死は!?
人生の最終段階(終末期)
自然死と平穏死の言葉と同じ意味で
積極的に疾患を治す治療はしません!
緩和ケアを施したうえ死を迎えます。
日本では法的には認められてませんが
本人・家族・医療チームの議論を重ねて
本人の意思なら治療の中止を含めた!
判断が病院側で行える事になります。
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そのためには!
本人と家族の同意を文書で表明が前提
それが、終末期医療における事前指示書
Living Will
リビング・ウィル
生前の意思という意味の英語。
“ 寿命を延ばさないため治療をやめて
尊厳死を実現するための必要な書類 ”
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日本学術会議は尊厳死容認のため!
① 医学的に回復不能の状態
② 本人の意思が明らかの場合
③ 延命治療中止は担当医
この3つの条件が必要となります
つまりリビング・ウィルは②ですね。
もちろんリビング・ウィルの中止は自由
本人の考え方や病状の変化によっては!
気持ちが変わってくるのは当たり前です
自身がどのような医療を受けるかの権利
なので事前に意思表示をすることは大事
なことなのかも知れませんね…。
まとめ
いかがでしたか!死の選択
いろいろな考え方があると思いますが
この映画「PLAN75」を観てさらに!
この問題に何か心にささるかも…(考)
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
P L A N75