昔から一般庶民の娯楽で身近に楽しめ
華やかな衣装に美しい踊り
約400年以上という長い歴史のある
日本の演劇で伝統芸能の一つ。
『歌舞伎』
“歌舞伎の元祖は出雲阿国(いずものおくに)
という女性が創始した「かぶき踊」です
阿国の一座が踊った舞念仏が始まりで
かぶき踊りはおもに女性が踊っていて
傾き者の茶屋遊びという性的舞を含み
歌舞する女の意味で呼ばれていました
歌舞姫・歌舞紀・歌舞妓で表記していて
江戸時代から主に用いられていたのが
歌舞妓で現代の歌舞伎となりました。”
そして歌舞妓⇒歌舞伎になったんです!
歌舞伎は女性の踊りだったんです
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んっ!?
でも歌舞伎は子ども以外の役者は
男性役者のみ舞台に立てる伝統
女性役は女形の男性が演じますね
一体なぜ何でしょう!
歌舞伎というのは女性の踊りでは?
男性俳優だけの演劇になった理由は?
ずばり徳川幕府です。
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京都で大成功をもとに江戸に進出して
阿国の踊りは江戸でも大ブームになり
あまりの熱狂で遊女たちが踊っていて
「女歌舞伎」と呼ばれるように…。
ただ遊女たちの踊りはかなり際どくて
トラブルも多発していたためについに
風紀を乱しかねないと徳川幕府は懸念
1629年「女歌舞伎」廃止
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そこで!
女が駄目ならと美少年を集めた!
「若衆歌舞伎」を流行させます。
未成年の男の子が前髪を垂らし元気に
歌い舞い踊って庶民には大熱狂でした
ただこれも性の対象で風紀を乱すと!
1652年「若衆歌舞伎」禁止
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その後!
女性や未成年の歌舞伎が禁止された為
現代のような成人男性が演じるように
歌舞伎の容色を重視した演目が中心の
物語があるものと変化していきました
これを「野郎歌舞伎」といいます。
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野郎歌舞伎が現代の歌舞伎の原形で
成人男性の役者のみ舞台に立ちます!
徳川幕府の考えが原因だったんです。
しかし!
歌舞伎座の本興行で踊った女性が!
今回はその女性を紹介したいと思います
誰もが知ってるあのお二人の長女です♪
簡単ですが調べたのでご覧ください♬
\(^o^)/
女性歌舞伎役者!?
女の子は子役として舞台に立てますが
原則的には女性役者は出演できません
ただ「女性でも歌舞伎役者に」という
動きもあって新しい歌舞伎表現として
2017年に「六本木歌舞伎」で
尾上菊五郎の娘「寺島しのぶ」さんが
「座頭市」の演目で舞台に立ちました♬
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歌舞伎座の本興行での女性としては
1962年以来60年ぶり
「市川會三代 襲名披露」での初舞台
四代目『市川ぼたん』
三味線の音に合わせ可愛い舞を披露
大格子の門口で羽根つきをして遊ぶ
幼女を描く日本舞踊では人気の長唄
「羽根の禿」はねのかむろ
これを演じたのがみなさんご存知の!
十一代目市川海老蔵と故小林麻央さんの
長女・堀越麗禾さんです!
そうです四代目「市川ぼたん」を襲名!
子役としてではなく舞台に立っています
まとめ
いかがです!女性の踊りだった歌舞伎
長い歴史のなかで変わってきた歌舞伎
女性たちの活躍を期待したいですね♬
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
歌舞妓