今年もお花見シーズンが到来しました🌸
花見は樹木に咲いている桜を観賞して
春の訪れを寿ぐ日本古来の風習ですね
日本人の季節を感じる春の風物詩♪
ポカポカ陽気のなかで桜の花びらが舞い
桜の木の下で食べるお弁当は美味しくて
また大勢でお酒を愉しむ宴会が伝統的で
桜の花を見ながら飲む花見酒は風流です
そんなお花見の歴史はかなり古くて!
花見のルーツは貴族たちが花を見ながら
詠んだ歌の会だったそうですよ♪
奈良時代には始まっていたとされます
ただ当時は花観賞といえば梅の花でした
桜に変わってきたのは平安時代ぐらいで
桜で花見の習慣が庶民に広まったのは!
江戸時代くらいだったそうです♪
あの八代目将軍吉宗がさまざまな場所に
植樹させ名所にするように指示しました
驚くのは当時から夜桜も楽しんでいて!
現代流行りのライトアップではなくて
雪洞(ぼんぼり)や提灯をたくさん設置
また月明かりで夜桜見物したそうです♪
ちなみに桜の由来は!?
桜の「さ」は!「用の神」
桜の「くら」は!「座」
“ 神が山から下りてきた証に
桜が咲き誇るものと信じられ
神聖なものとして祭っていた ”
※ 神様が一旦留まる依代のこと。
ん~伝統的行事にも感じますね(凄)
そんな花見といえば何と言っても!
『ソメイヨシノ』
全国の桜名所の約8割を占めています。
春になると一斉に花を咲かせ
そしてまた一斉に花を散らす
淡いピンクの花はとても凛としていて
日本人にとってそのような桜にたいして
美しさや儚さを感じてしまうものです。
日本人に生まれて良かった~って感じ♪
ということで今回は「ソメイヨシノ」を
調べてみましたのでどうぞご覧下さい。
(^_-)-☆
ソメイヨシノ
桜の代表格の品種のひとつ。
“ 葉より先に花が咲く ”
母の「江戸彼岸 エドヒガン」
“ 大輪で整った花 ”
父の「大島桜オオシマザクラ」
その子(クローン)が受け継いだのが
「ソメイヨシノ」です♬
全国の全てが接木などで増やされました
つまり!
異なる種を交配して繁殖させた!
“交雑種”なんです。
なので!
歴史的には新しい品種の桜なんですよ
江戸時代の末期にかけ園芸が盛んだった
江戸の郊外の染井村で誕生しました♪
現在の東京都豊島区駒込あたりです!
植木職人が挿し木や接ぎ木などをして
売り出し明治以降に広まったそうです。
\(^o^)/
ソメイヨシノの雑学
桜の定番「ソメイヨシノ」について
●
花言葉は!?
「純潔」・「優れた美人」・「優美な女性」
●
寿命は!?
樹齢1000年を超えるものも…。
約60年程度です。
●
桜の葉に毒!?
桜の葉には「クマリン」という毒素!
ただ少量なら体には影響はないので
桜餅の葉は逆に抗菌効果があります。
●
偽客は何でサクラと呼ぶ?
江戸時代の芝居小屋で役者に声掛け
する見物人役がパっと盛り上げ消え
桜のようにパっと咲いてパっと散る
このさまが似ている所からが由来♪
●
桜はバラ科!?
花びらや花のがくや葉で決まる「科」
それがバラ科の定義にあてはまるので
桜は樹木であってもバラ科になります
●
染井吉野じゃない!?
ソメイヨシノと染井吉野は違います!
ソメイヨシノは総称の一つであって
染井吉野・衣通姫・咲那姫
などの栽培品種や天然雑種の品種は
すべて「ソメイヨシノ」なんです♪
●
なぜ開花予報に使う!?
春の時期によく聞く“開花予報”ですが
なんで「ソメイヨシノ」何でしょうか?
これは同じ遺伝子のクローンなので!
条件が揃うと一斉に開花するためです。
●
花びらの匂い!?
種類によって変わってきますが
「ソメイヨシノ」は匂いがありません!
●
これが「ソメイヨシノ」なんですよ♬
(*^^*)~♡
まとめ
いかがでしたか!「ソメイヨシノ」
日本の春を彩ってきたソメイヨシノ♬
ところが残念ながら病気が蔓延しやすく
ソメイヨシノは2009年以降には!
苗木の販売と配布を停止されてしまい
代替品種への植え替えが進んでいます
その桜は「シンダイアケボノ」なんです
将来の花見の定番となる桜ですよ♬
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
ソメイヨシノ