様々な疾患を引き起こす恐ろしい病気
不治の病とも呼ばれている難病の一つ
猫伝染性腹膜炎・FIP
愛猫がこのような病気になったら!
飼い主さんもとてもつらいですよね
なので、今回はこの猫伝染性腹膜炎に
ついて少し調べてみましたので、
参考にしていただければ嬉しいです。
(=^・^=)/
猫伝染性腹膜炎?
feline infectious peritonitis
猫伝染性腹膜炎
猫の約80%が感染していると言われる
「猫腸コロナウイルスFECV」があります
腸の粘膜でしか繁殖しないので、発症を
しても軽い下痢症状ですむのがほとんど
しかし!
突然変異によって!
腸以外(腹水や胸水)からウイルスが、
検出された場合!猫伝染性腹膜炎
「猫コロナウイルスFCoV」とも言います
●
猫から人には感染しないウイルスです!
また、猫から猫へも感染しません!
基本、自然界に存在しないウイルスで、
その辺は、安心できるところなのですが
残念なのは現在の所は治療法がなくて
一度変異したFIPはもとには戻りません
まさしく不治の病です。
原因は何なの?
どのようにして感染するのでしょうか?
経口感染です!
空気感染はしません!
親猫からの感染・毛づくろいして仲間
の猫からの感染する可能性が原因です。
あれ?
猫から猫へは感染しないのでは?
そうです!
猫腸コロナウイルスが感染します
それが!
少ない確率で突然変異を起こして
猫伝染性腹膜炎・FIPになります。
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猫腸コロナウイルス!
なら安心なんですね。
それが突然変異すると
もう治らない・・・。
発症しやすい猫は?
3歳までの若い猫の発症率が高く
とくに生後1年以内の子猫と老猫
の発症率はとくに上昇します。
また!
単頭飼いより多頭飼いの方が発症!
ただ!新しく来た猫がウイルスを持ち
込んだのではなく、互いのストレスが
原因で発症するということです。
症状はあるの!?
血管炎が起こるので、全身の臓器に
現れます!代表的な症状を紹介します
●
❏ウエットタイプの症状
腹水・胸水
炎症によって水が溜まる症状です。
若い頃は急速に重症化するので注意!
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❏ドライタイプの症状
黄疸
地肌や白目の部分が黄色くなります。
また、おしっこの色が山吹色に変色、
突然の視覚障害など引き起こします。
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❏その他
慢性の下痢・嘔吐・腎不全・肝不全
呼吸器の異常などさまざまなんです。
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症状が多いので!
何度かしっかりと
検査を受けましょう
治療法はあるの?
残念ですが治療法はありません
病気も発症すると治りません。
なので!
溜まっている水を抜いてあげたり
炎症を抑えるステロイド薬を飲んだり
愛猫の苦痛を和らげる方法のみです。
実際のところ!
発症して、数週間から数ヶ月から、
1年程度で死を迎えてしまいます
とても悲しいことですが、そのためにも
残りの時間を愛猫にとって負担をかけず
なるべく快適な生活と最高の愛情を!
愛猫にそそいであげる!
1番の方法を考えてあげましょうね。
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とても辛いのですが!
これが現実です。
思いっきり愛猫のため
時間を過ごしましょう
せめて予防法は?
猫伝染性腹膜炎・FIPは
突然変異です!
必ず発症するわけではありませんが
変異する要因として考えられるのは
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❏ 過度な多頭飼い
❏ 無理な出産
❏ 飢餓状態
❏ 栄養不足
❏ 音がうるさい
❏ 寒暖差が激しい
❏ トイレが不衛生
❏ 運動不足
などによるストレスが考えられます!
なので、ストレスを与えない快適な環境
家族の愛情や免疫力をしっかり保つ!
というのが一番の予防策です。
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まとめ
いかがでしたか!?猫伝染性腹膜炎
絶対に愛猫がなってほしくないですよね
ただ、こういう病気があることを今回、
知っていただきたく紹介しました!
少しでも参考にして頂ければ嬉しいです
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
FIP