歯茎が腫れてる!赤くなってる!
出血してきた!頬が腫れて膿が!
よだれが凄い!食事が出来ない!
猫の口をめくるとこのような症状が
みられたら「歯周病」など歯茎の病気。
歯肉炎はそのまま放置しておくともっと
重い病気を発症する可能性があるので、
早めの治療がとても大切になってきます
ということで今回は猫の口腔内の病気
「歯肉炎」について調べてみました!
少しでも参考にして下さい。
(=^・^=)/
歯肉炎って何?
口の中の代表的な病気です。
3歳以上の猫の約80%が発症!
するといわれる歯周病です。
歯肉炎が悪化すると歯周病です。
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ふつうの猫の歯茎は薄いピンク色です
歯肉炎になるとピンクから赤色になり
さらに赤く腫れ上がり炎症を起こして
いる状態を「歯肉炎」と言います。
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歯肉炎から歯周病になってしまうと!
痛みでほとんど食事が摂れなくなって
体力も免疫力も落ちて衰弱してしまう
最悪!心臓や腎臓、肝臓などに疾患を
引き起こしてしまう場合もあります。
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症状が軽いままでも!
徐々に酷くなるので、
油断しないでください
歯肉炎の原因は何?
猫が歯肉炎になってしまう原因は?
歯垢の細菌です。
食べかすや毛や細菌が付着した歯垢!
その歯垢は約1週間で歯石に変化!
そうなるともっと歯垢が付きやすく
悪循環になり細菌が繁殖して炎症する
ほとんどが歯垢が原因で始まります。
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その他の歯肉炎の原因として!
猫ヘルペス・カリシウイルス・猫エイズ
白血病などと生まれつきの体質です!
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人間も磨き残しで!!
虫歯などになったり、
歯周病になりますよね
自然に治らないの?
歯肉炎は自然に治ることはありません!
それどころか、内蔵などの他の疾患が
引き起こってしまいます。
長期間放置することはやめましょう!
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残念ですけどほんとに
治らないそうですね!
早期治療が必要です。
歯肉炎の治療法は?
どのような治療をするのですか!?
① 歯石の除去
基本、全身麻酔で治療を行います。
そうしてから歯や歯茎の間についた
歯垢や歯石を綺麗に取り除きます!
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➁ 抜歯する
歯石除去で効果のなかった場合や
歯がグラグラしている場合は抜歯!
猫は歯がなくても大丈夫な動物です
すべての歯を抜いた方が効果的です。
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③ 薬
歯石除去や抜歯の後、必要に応じて!
薬を服用することが一般的治療です。
抗生物質や消炎剤で口腔内を改善!
食事が無理な時、一時的即効性のある
ステロイド剤や鎮痛剤を使用します
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④インターフェロン
ジスロマックという薬が猫の口内炎
などに非常に効果があります!
細菌の増殖を抑え、抗炎症作用がある
ただ!
副作用として消化管の吸収が悪く
腸内細菌も減り、下痢を起こします
約40%ほど副作用が症状に出ます
また!
長期にわたり服用すると肝臓に負担
がかかり肝障害なども!
その他、嘔吐・腹痛・不整脈・腎臓障害
も引き起こす場合があります。
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先生としっかり納得いくまで相談して
愛猫にとって最も負担のかからない!
治療法をみつけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか!?「猫の歯肉炎」
意外とやっかいな病気です。
高齢猫はもちろん、若い猫も発症します
口腔内の炎症がひどく出血・膿がでます
また重要な臓器に細菌が広がったり!
早期治療は愛猫にとって負担が少なく
治療期間も短くなるのでなるべく早く
病院で診察を受けて治療をしましょう
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
歯肉炎