大きなケガや貧血などの病気など!
治療する時は、輸血が必要となります。
このような事態になってほしくは、
ありませんよね(汗)けれども今回は
愛猫のためにも、知っておくべきこと
やっておいた方がいいことがあります!
とくに今回、お伝えしたいことは!!
猫の輸血にかかせない「供血猫」
という存在がいることを伝えたく
「供血猫」を調べてみたのでご覧下さい♪
(=^・^=)~供血猫です。
輸血の適合
猫の場合は人間と少し違います。
必ず同じ血液型同士でないと!
輸血はできません!
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違う血液型を輸血すると!?
急性溶血反応という症状が起こって、
たいへん危険な状態になります。
●
A型の仔猫がB型の母猫の母乳を
飲んだだけでも溶血性黄疸を起こし
死んでしまうことがあります。
●
ちなみに、猫の血液型は!
3種類に分類され!
A型:70~80%
B型:10~20%
AB型:10%以下
O型は存在しません!!
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供血猫の存在
みなさん知ってましたか!?
動物の血液センターは日本にありません
猫の血液は長期保存が難しいのです。
輸血はどうしてるの?
輸血用の血液を提供する猫がいます!
そのような献血に協力してくれる猫を!
『供血猫』といいます。
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なので、必要な時が生じた場合!
血液を献血して提供してくれます!
●
ただ、最近「人工血液」も開発がすすみ
革新的変化が起きそうです!
実用化まであと一歩!の段階だそうで
これは深刻な輸血用血液不足からです。
賛否はありますが「供血猫」の活躍は、
もうしばらく続きそうです・・・。
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もう少しだけ、供血猫
頑張ってください!
供血猫の資格
どんな猫でも出来るわけではありません
いくつかの条件をクリアしなければダメ
<供血猫の条件>
● 年齢は1~7歳
● 体重が4kg以上
● 健康であること
● 混合ワクチンを毎年受けてる
● オスは交配予定がない
● メスは出産経験がなく避妊済
● 室内飼いの猫
● 輸血を受けたことがない
● おとなしく採血できる
このような条件をみたした猫だけが!
「供血猫」として活躍できるのです。
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たくさんの条件が!
あるんです供血猫は、
ヒーローなんです。
献血のながれ
もし「供血猫」に登録された場合は!
どのような、ながれで献血するの?
<献血のながれ>
①病院から連絡(24時間体制)
➁病院で採血(4cc)
輸血される猫と血液適合チェック
クロスマッチといいます。
③適合すると
首筋部分を剃って待機
④献血開始
採血時間は約10分
血液量は体重の1%相当
約40~50ml位になります。
麻酔はしません、軽い鎮静剤をします
⑤採血終了
採血量と同じ量の点滴をします。
⑥健康状態確認
採血部位の異常がないか
体の状態はどうか確認。
⑦帰宅
その日のうちに帰宅します。
お疲れさまでした!
※一度の「供血」を行った場合!
1~2ヶ月空けることがルール!
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供血猫ちゃんの!
負担も大きいので
無理しないでほしい
ばた子ちゃん
実在の供血猫としてがんばった
「ばた子ちゃん」が本になってますよ!
空からみててね、いのちをすくう
『供血猫ばた子の物語』
著者:はせがわ まみ
出版社:集英社みらい文庫
“著者の「はせがわ まみ」さんが
トリマーとして勤務する病院で
供血猫でたくさんの命を救った”
ばた子ちゃんの生涯が描かれています
是非!ご覧になってはいかがですか♪
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万が一のため
このように「供血猫」という猫ちゃんが
頑張ってくれてますが!
もし愛猫が輸血が必要になった時の
ためにも飼い主さんがしておくこと!
❏同じ血液型の猫の情報
知り合いで、万が一の時には輸血を
協力してもらえる同じ血液型の猫を
探しておくこと!
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❏ドナー登録
最近では輸血のドナー登録のできる
病院もあります。
いざという時のために登録をオススメ
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❏血液型のチエック
あらかじめ愛猫の血液型をしっかり
事前に調べておきましょう!
重要な情報となります、動物病院で
行ってくれますよ。
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愛猫の命を守るために
できるだけのことは、
しておきたいですね。
まとめ
いかがでしたか!?「供血猫」
知らなかった方も多いのでは
命を救ってくれる猫たちが!
頑張ってくれていたなんて、
ほんとうのヒーローですね♪
心から感謝したいと思います。
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
救世主供血猫