激怒症候群って聞いたことあります?
まだまだ研究途中の新しい病気です。
レージ・シンドロームとも言います
普段は愛らしく従順な愛猫が突然!
何のきっかけもなく、飼い主さんや
同居猫に攻撃的になる!(怖)
これが『激怒症候群』です
日本では「突発性攻撃行動」と呼んでいて
もともとは、犬に多い病気でしたが
近年、猫にも発症する事がわかりました
まだ、症例も少なく不明な事が多い状況
脳神経系の異常が原因で“てんかん”の
発作が攻撃行動として現れているのでは
ないかと考えられているそうです。
今回はそんな『激怒症候群』を調べて
みましたので、ご覧ください。
(=^・^=)/
激怒症候群
どんな!感じになっちゃうの?
見分けるポイントは!
①ある日突然、攻撃行動
激怒症候群は突然発症します。
➁攻撃のきっかけがない!
前ぶれがなく、一貫性がありません
③眠そうな時でもいきなり攻撃
原因がてんかんの場合!
眠りが浅い時や寝起きに症状が
出やすいといわれています。
④威嚇なしに攻撃
猫は攻撃行動の前にたいていは!
「フッ-!」「シャァー!」と威嚇します
その前ぶれがありませんいきなりです。
しばらくすると症状が落ち着きます!
とにかく突然、本気で怒り攻撃的に!
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いつも大人しい愛猫が
突然、こうなったら!
びっくりしますよね
治療法
もし愛猫に症状が現れたら!?
どんな治療をするの?
まず!激怒症候群と診断されたら!
しっかりカウンセリングを行います。
それから!
投薬治療・抗てんかん薬で発作を抑える
脳の先天的な問題で引き起こるため!
完治することはありません!
お医者さんと相談しながら
長期的に対処していくことが必要。
投薬などでコントロールしていく!
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完治しないのは残念!
でも投薬があるので、
うまくコントロール
出来れば!今までと
同じ生活ができますよ
発症率
あまり聞いたことない病気でしたけど?
激怒症候群の発症率は?
猫のてんかん発作の発症率は!
100/1以下!
おおよそ0.3%~1%です。
ということで、てんかんが原因で
激怒症候群になる確率は!!
もっと低いと思われます。
てんかんを起こすと脳が必要以上に
興奮状態になるので、攻撃的な行動を
起こすということです。
身近であまり聞いたことないのは!
発症している猫が少ないからです。
ただ!いつ発症してもおかしくはない
ので、参考に頭にいれておいてください
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注意点
万が一病気を発症してしまったら?
看病しながら注意すること
❏同居のペットや子供に注意
いつ怒りのスイッチが入るかわからず
いきなり攻撃される可能性があるので
怪我に注意しなければいけません!
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❏てんかんを誘発する音に注意
てんかん発作が誘発しやすい音が
存在するそうで、特に高音らしく!
パソコンのキーボードをたたく音
マウスのクリックの音・舌打ちの音
ビニールの音・コップの音などなど
発作を起こしやすい音があるそうです。
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❏日常の観察が大事
発作が起きやすい!季節や気温・湿度
時間帯やその日の天気!どんな時に
反応したのか、前と後の様子など、
なるべく細かく記録して、投薬する
一番いいタイミングなどを探します!
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❏怒ったり、閉じ込めてはダメ
猫は無意識です!
しかも病気の症状なので!
絶対にしてはいけないことは!
猫をゲージに閉じ込めること!
また!
怒ったり・叱ったり・叩いたり
何で?愛する飼い主さんに嫌われた!
と思ってしまいますし虐待行為ですね。
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愛猫と家族のためにも
この病気と向き合って
付き合うことが大事!
まとめ
いかがでしたか!?激怒症候群!
残念ながら完治する可能性が低い病気
でも、けいれん発作が原因とされている
のでそのけいれん発作を抑えていけば!
いつもの愛猫の状態でいられます。
ということは!
けいれん発作が起こる
タイミングを見極めれば
いいことになりますね!
だから!
愛猫のけいれん発作が起こる
状況の観察・記録を続けて、
薬を与えるタイミングを探す!
諦めずに頑張ってください。
絶対に愛猫をせめないで下さい!
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
激怒症候群