猫ちゃんと生活する上で注意が必要な『誤飲・誤食』

遊んでるうちに小さなおもちゃのかけらや人間の食べ物を食べて中毒を起こしてしまうケースもあります。

最悪の場合、死にいたる事もあるので、飼い主さんが注意してあげる事が大事です!

今回は猫ちゃんとの生活の中、安全に生活をできるように誤飲誤食の無いよう気をつけるポイントを紹介します☆

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猫が誤飲・誤食してしまう原因は?症状も調査!

猫飼いさんの中でも悩みの多い『誤飲・誤食』問題。

猫ちゃんは、遊んでいるときやちょっとしたイタズラで、異物を飲んだり食べたりしてしまうことがあるのです!

「室内飼いだから安全」ということは決してないので、どんな猫ちゃんにも注意が必要です。

猫ちゃんが異物を飲んだり食べたりしたときには、

❏ ぐったりしている

❏ えづく(吐こうとするのに何も出ない)

❏ 口をパクパクしている

❏ 食欲がない

❏ 呼吸困難

などの症状が出ることが考えられます。

上記のような症状が出た場合には、すぐに動物病院へと連れて行ってくださいね!

ケース別の症状や対処法を紹介!

では、猫ちゃんは実際にどんなものを誤飲・誤食しやすいのでしょうか?

ここからは異物を飲んだり食べたりしてしまったときの症状とあわせて、ケース別にご紹介します!

細長いもの

   や ひも類

タオルやカーペットのほぐれた糸、猫じゃらしのひもなどは、猫ちゃんが遊んでいるときに誤って飲み込んでしまうことがあります。

また、飼い主さんの髪の毛なども誤飲しやすいものの代表です。

🔵 飲んだらどうなるのか?

腸で糸が引っかって血行障害を起こし、腹膜炎、また量によっては腸閉塞を引き起こす可能性があります。

またよくあるのが、お尻の穴から糸が出ているケース!

でもここで注意!!絶対に引っ張ったりしないでください。

引っ張ると腸が傷ついてしまいますので、ハサミで短く切り、そのまま病院へ行きましょう!

実は我が家の猫ちゃんも経験済。

病院で下剤のような薬をもらって飲ませると、夜のうちにうんちと一緒に出てきました。

本当に良かったです~(T_T)

ずっと猫ちゃんを見ているのは不可能なこと。

でも日頃から目を向ける意識をつけ、しっかりと守ってあげましょうね!

小物類

小さなおもちゃ輪ゴムドアストッパー

ぬいぐるみの目や耳電池 など

ねずみのおもちゃなど、比較的大きいものも猫ちゃんは丸飲みしてしまうので注意が必要です!

ヘアゴムや電池なども誤飲の代表なので、置きっぱなしにしないようにしてくださいね。

🔵 飲んだらどうなるのか?

硬いもの、鋭利なものは食道・胃や腸を傷つけたり刺さったりします。

ボタン・電池などは特に危険!

体内で放電してアルカリ性の液体が流れ出し、内蔵の組織を溶かしてしまうのです。

最悪の場合、内蔵に穴を開けてしまう事があるのです!

すぐに病院に連れて行ってくださいね!

普段よく使う日常にあるものばかりですよね。

是非家族みんなで話あって注意を心がけたいものですね!

食事の残り物

有害な食べ物ラップ  など

猫ちゃんにとって有害な食べ物は多く存在します。

人間の食べているものでも、猫ちゃんにとっては毒になるものも・・・。

食べさせても大丈夫なもの、ダメなものをしっかりと見極めて与えてくださいね!

🔵 食べたらどうなるのか?

特にネギ類は、中毒性が高く猫ちゃんにとって危険な食べ物!

重い貧血血尿を発症します。

ラップなどは”ダマ”になり、胃腸障害腸閉塞になってしまうことも。

串などの尖ったものは食道や腸を傷つけ、食道炎腹膜炎を引き起こす場合があります。

なるべく食べ物を置いておかないようにするしか対策はないですね。

また猫ちゃんにとって有害な食べ物は、ネギ類だけではないので注意しましょう!

観葉植物

 葉っぱ や 

葉っぱは猫ちゃんにとって、食べても良いイメージがあると思いますが実は違います!

もちろん、食べても良い葉っぱや草はありますが、大丈夫なものばかりではありません。

花も同じく危険なものが存在するので、注意が必要です!

🔵 食べたらどうなるのか?

ユリ科ツツジ科の植物は特に危険!

食べると神経麻痺・心臓麻痺・呼吸困難などを引き起こし、命にかかわることも・・・。

趣味で観葉植物を置いているという家庭は注意が必要です!

かわいい猫ちゃんのためにも、観葉植物を置くのはなるべく避けたほうがいいかもですね(*_*;

アロマ

エッセンシャルオイル精油

人間にとっては癒やし効果やリラックス効果のあるアロマ。

しかし猫ちゃんにとっては毒となる場合が多いです!

液体が猫ちゃんにかかってしまったり、固形のものを食べてしまったり・・・。

アロマには一層の注意が必要になりそうです!

🔵 食べたらどうなる?

もし猫ちゃんがアロマを舐めたりでもしたら・・・

猫ちゃんは人間とは違い、一部の成分は解毒することができません。

しかも排泄もされないので、体内に残り肝臓にダメージを与えてしまいます!

部屋のおしゃれはしたいものですが・・・

家族である猫ちゃんのことを考えたらダメー!!ですね(>_<)

サプリメント

a- リポ酸のサプリメント

サプリも、人間にとっては体に良いものの代表ですよね!

しかし猫ちゃんにとってはこちらも毒なのです(-_-;)

サプリはサイズも小さいため誤飲しやすいので、愛用している飼い主さんは注意してくださいね!

🔵 食べたらどうなるの?

人間用のサプリメントですが、これは大変危険!

一粒だけで低血糖をおこし命の危険があります。

しかもなんと、猫ちゃんの好きな匂いがするそうです(゜o゜;

「サプリを食べる方は絶対に注意です!」

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共通の対処法を紹介!

いくら注意していても、猫ちゃんの誤飲・誤食は起きてしまうかもしれません。

そのときは慌てず冷静に、すぐに出来る対処法を実践しましょう!

また猫ちゃんは音や声に敏感な動物です。

大声を出したり怒ったりするのは避けてくださいね。

❏ 飽和食塩水を飲ませる!速やかに吐かせる!!

飽和食塩水を作り、猫ちゃんに飲ませましょう。

そして速やかに吐かせることが重要です!

ちなみに飽和食塩は、

飽和食塩水 = 体重1kgあたり2~4ml

上記の要領で簡単に手作りすることができますよ☆

しかしこちらは応急処置であるということを忘れないでくださいね!

❏ 牛乳を飲ませる!下痢をさせて排泄させる!!

水ではなく、牛乳を飲ませることで下痢を引き起こして排出させる対処法です。

しかしこちらも、あくまでも応急処置です!

本来は意図的に下痢を引き起こすことはやらないようにしてくださいね。

また万一の事があった場合は、すぐに病院に連れて行ってあげましょう!

   まとめ   

いかがでしたか?

猫ちゃんは人間の赤ちゃん同様、誤飲や誤食をしやすいです。

人間が食べている様子を見て、仕草を真似するということもあるのだとか!

日常は危険だらけだと、あまり神経質にらなくてもいいと思いますが、同じ家族の一員として気にかけてあげましょうね☆

少しでもお役に立てれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

猫を飼う

 

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