猫ちゃんの病気で1番身近なのは、【歯痛】ではないかと思います!

人間と同じで、猫ちゃんも歯が痛いとツラいんです。

何もできないくらい痛くなり、ご飯も食べられなくなったり・・・。

少しでも早く痛みから開放してあげたいですよね!

そこで今回は猫ちゃんの歯痛について、原因や予防法などをご紹介します☆

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実は猫に虫歯はない

これは私も初めて知ったことなのですが、なんと!

猫ちゃんには虫歯はないんです!!!

説明すると・・・猫ちゃんの口の中はアルカリ性。

虫歯菌というのは酸性の環境でないと繁殖しにくいため、猫ちゃんには虫歯がない、ということなのだそう!

「え?じゃあなんで痛くなるの?」「何が原因なの?」

歯痛の原因の8割は歯周病なんです!

実は先日、我が家の猫ちゃんも立て続けに”歯周病”で病院へ行ってきました。

食事もできず、口の下の方が大きく腫れ、よだれが止まらない状態になってしまったのです。

見ているだけで痛そうで可哀想ですよね(T_T)

無事に病院にから帰ってきて、一週間ほどで体調も回復し絶好調♪

食事もおかわりするほど元気になって一安心でした^^

歯周病になるまで

猫ちゃんが歯周病になるまでには、いくつかの段階があります。

ここからは、猫ちゃんが歯周病になるまでの経緯をご紹介しますね!

Ⅰ、歯肉炎

歯周病の初期段階です!

歯ぐきがピンク色から赤く腫れてきます。

まだこの段階では食事も普通に摂れるので、なかなか病気が分かりづらいです。

Ⅱ、歯周炎

歯肉炎が進行した状態です!

歯ぐきがさらに赤く腫れ、口臭がきつくなってきます。

この頃くらいから、痛みから食事が進まなくなってきます。

「あれ?ご飯あんまり食べないな」

この辺りから飼い主さんも病気に気付き始めます!

Ⅲ、歯槽膿漏

歯肉炎がさらに悪化した状態です!

人間と同じく、歯周ポケットが出来て膿がたまり始めます。

このくらいになると、歯が抜け落ちてしまうこともあります!

口の中に違和感があったり痛かったりで、しきりに口元をクシクシと自分でいじったりします。

口の中を爪で引っ掻いたりして出血する場合もあるので要注意です!

この段階で猫ちゃんの痛みはピークにきています。

歯周病から他の病気になることもあるので、早めに病院へ連れて行ってあげてくださいね!

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歯周病の予防法は?

3才くらいになると、徐々に歯周病は進行し始めます!

なのでなるべく早く、できれば赤ちゃんのときから予防を始めるといいですね☆

ここからは、歯周病の予防法についてご紹介します!

Ⅰ、歯磨き

できれば毎日行うのがベストです!

しかし、歯磨きは猫ちゃんにとってはツラいもの・・・。

犬と違って、歯磨きが嫌いな猫ちゃんは多いんですよね。

なので猫用歯ブラシで出来ない場合は、ガーゼや歯磨き用ウェットティッシュで優しく拭く感じで歯垢をとってあげてください☆

ご自宅の猫ちゃんに、1番ストレスがかからない方法を探してあげてくださいね^^

Ⅱ、歯垢を溜めない

猫ちゃんは、人間より3倍もの早さで歯垢がついてしまうそうです!

なので『口腔内スプレー』を使ったり、『歯磨き専用おやつ』などをあげるといいですね☆

初めはなかなか難しいかもしれませんが・・・可愛い猫ちゃんのためにも、ぜひ頑張りましょう^^

ただ頑張って予防をしても、残念ながら歯周病になってしまうこともあります(._.)

その場合は放っておかず、早めに病気に行って診察を受けてくださいね!

歯周病の治療方法は?

残念ながら歯周病になってしまった猫ちゃん。

その場合はどんな治療法があるのか、ここでご紹介します!

Ⅰ、内服薬の投与

まだ早い段階の歯周病の場合は、薬での治療で治せる場合があります!

ただ症状が進行すると難しくなるので、少しでも「様子がおかしいな」と感じたらすぐに病院へ連れて行くようにしてくださいね。

Ⅱ、麻酔をして歯石除去

この場合は病院にもよりますが、料金がかなり高くなってきます!

入院することはありませんが、全身麻酔をしての手術なので、1日病院で預かりの場合が多いです。

Ⅲ、麻酔をして抜歯

歯周病がひどく、抜けかけの歯やぐらつきかけた歯は同時に抜いてしまいます!

帰ってきたときに「こんなに抜いたんだ!」とビックリする場合も。笑

歯石除去と同じく、1日病院で預かりの場合が多いですね。

病院によっても違いますが、薬のみの治療でも15,000円前後の費用がかかります!

歯石除去や抜歯まですると、なんと50,000円前後の費用が。

さらにその他に手術をすると・・・100,000円前後の費用が必要になってくるんです!

かなり飼い主さんの負担が大きくなりますよね。泣

我が家の場合、抜歯と歯石除去クリーニングで40,000円でした!

ただ別の猫ちゃんのときには、担当してくれたお医者様が昔ながらの方で、ピンセットを使ってそのまま抜歯!

なので、3,000円ちょっとで済んでしまいました。

病院や担当のお医者様によっても処置や料金が違ってくるので、病院を選ぶ際には慎重に選んでくださいね!

兎にも角にも、早めの診察をオススメします^^

   まとめ   

猫ちゃんの歯痛についてご紹介しました!

人間と同じで、猫ちゃんにとっても歯の病気”はとてもツライものです。

可愛い猫ちゃんのために、普段から予防を心がけてあげてくださいね☆

猫ちゃんも家族の一員ですから、毎日の健康チェックを怠らないようにしましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

 歯周病 

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