「目が見えず」→「メメズ」→「ミミズ」
目がなく、手足もない紐状の動物!
「ミミズ」
約4.6億年前から地球に生息
人類が約600年前と言われているので
地球上では大先輩になる生物なんです。
そんなミミズってこんな感じですよ♪
■ ミミズは何を食べるのか?
土の中の微生物や有機物です。
歯がないので固いものは食べれません
また排泄物には養分やミネラルが豊富
で土壌を豊かにする働きがあります。
■ ミミズにはオス・メスがない?
見えない生殖器を持って雌雄胴体です
オスとメスの区別のない生物という事
交尾をする時にオスとメスに別れます
またミミズは双子以上で誕生します。
■ 切れても復活する?
ミミズは再生能力を持っているんです
頭のある上半身側は完全に再生します
驚くべき生命力の持ち主の生物です!
切れた尻尾側はやがて動かなくなります
●
そんな能力で人類よりはるか昔から
生き延び進化をする不思議な生物です
そのミミズの種類は未だに不明らしく
世界に7000種という研究者もいます
そのなかで今回紹介したいミミズは!
“自らを切ることで生き残る”
「不老不死」の生物として注目される
『ヤマトヒメミミズ』
Enchytraeus japonensis
こちらを調べてみたので御覧ください♪
(*^_^*)
ヤマトヒメミミズ
1959年に海外で初めて発見された
日本は1993年に福島県の普通の畑で
初めてヤマトヒメミミズをみつけました
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《ヤマトヒメミミズ》
★ 学名は?
Oligochaeta
環形動物門 貧毛網に属する動物
種としてはヒメミミズ属の仲間の一部
★ 体長は?
約1㎝の小型のミミズ。
★ 生息地は?
東北から近畿地方にかけ多く分布
生活環境は小砂利がちの小川などや
湖沼底・水田などに生息しています。
★ 特徴は?
体は透明な表皮をもっていて
消化管などの組織が透けて見えます
頭部には口や脳も見えるといいます。
★ 肺がない?
土の中の水分についた酸素を吸収して
ミミズは体の全体で皮膚呼吸します。
★自分で体を切る?
自ら体を切る「砕片分離」をして
約10等分になりそれを繰り返し
それぞれが再生して増殖していきます。
★ すべて再生?
体のどこの部分で切断したとしても
皮・筋肉・血管・神経・脳に消化管など
すべての組織や器官を完全再生!
★有性生殖もする?
再生して殖える無性生殖だけでなく
仲間が少なくなると卵と精子を作り
有性生殖も行うことができるんです。
★ 再生期間?
2週間に1度くらい断片に自切して
断片はすべてが正常に再生します。
2週間ごとに約10倍に増殖を続け
約4日で完全な個体となります。
\(^o^)/
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凄い増殖率ですよね!
自らの体を切断して
クローンのように再生
もしかして人類よりも
進化しているのでは…
まとめ
ヤマトヒメミミズは実験動物として
メカニズムをもし解明できたなら!
人類に大きな影響を与えるでしょう
「不老不死」も夢じゃなくなるかも…
人類最高の生物なのかも知れません
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
ヤマトヒメミミズ