複数人で同時に何かをやる時の掛け声
タイミングを合わせ一斉にする掛け声
「いっせーのーせ!」
関西地方では「いっせーのーで!」
九州福岡では「さんのーがーはい!」
みなさん子供の頃から自然と使っていた
掛け声の言葉ですね♪
ただ!大きな違いがあるんです!
力を入れるタイミング!
「いっせーのーせっ」の“せ”の所
関西地方のタイミングは微妙に違って
「いっせーのーで!◯」の“◯”です
で!の次の瞬間が動くタイミングです!
じつは!
関西地方の掛け声の原型には!
「いっせーのーでー行くよ!」
だったらしく「行くよ」がなくなったもの
また他に!
「1・2~の3」
「せーのっ!」
「さん はいっ!」
各地方によって言い方や拍子が違います
また綱引きの掛け声も有名です
ご存知「オーエス!」ですよね~
「オーエス」は元々はフランス語
明治の頃に運動会の種目の綱引きの
指導がありフランス人の掛け声でした
「オーイス!」
oh hisse!
「さぁ引っ張れ!」
それが日本人に「オーエス」と聞こえて
現在でも「オーエス」を使っています♪
では!「いっせーのーせ」の語源は何?
気になったので調べてみましたので!
紹介したいと思いますご覧ください♬
(*^_^*)~☆
いっせーのーせ語源
明治政府が軍隊を作った時
ヨーロッパ諸国をお手本にして
海軍はフランス軍を真似したそうです
それは!
“ 帆船の帆を張るときに船員たちが
ロープを引きながら使った掛け声”
「イセー! イセー!」
「hisser! hisser!」
引き上げるという意味です。
当時、日本海軍とフランス海軍で行った
合同練習で聞いた「hisser!hisser!」が
「いっせー!いっせー!」と聞こえ
掛け声として海軍用語に取り入れて
日本語の語呂に合わせて語尾“のーせ”
を付けて「いっせーのーせ」になった!
(^o^)<いっせーのーせ!
せーの 語源
「いっせーのーせ!」に似ている
「せーの」の語源はいったい何?
何か物事を一緒にする時に使う掛け声
こちらはフランス語ではないそうです。
“せーの”の語源は!?
『力を借りるため、塞の神(さいのかみ)
と呼ばれる道祖神に来てほしい』
「さいのかみ来い」
↓
「さいの来い」
↓
「せいのこい」
↓
「せーの」
このように言葉が変わりました♬
●
塞の神とは!
他からの侵入を防ぐ神。
“邪悪なものを防ぐ砦での役割をはたす
また、あの世とこの世との境界があって
他界(神の領域)に入らないようにする”
道祖神とは!
“集落の堺や村の中心や道の三叉路など
石碑や石像(お地蔵様)で祀られる神”
●
つまり道祖神は全国各地にあるので!
「せーの!」は広い地域で使われていて
その中で特に東北地方が多いそうです。
なので!
塞の神は道祖神つまりお地蔵様なので
重いものを持つ時に神の力を借りたい
その時の掛け声が「さいのかみ来い!」
それが「せーの!」になったとされます♪
(*^_^*)<せーの!
まとめ
いかがでしたか?いっせーのーせ!
「せーの!」とは違う語源だったんですね
「いっせーのーせ!」はフランス語が語源
「せーの!」は日本の神頼みが語源でした
でも共通しているところは!掛け声!
息を合わせる事が目的の言葉でした♪
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
掛け声!