法令に違反して裁判の結果刑罰に服する
受刑者を刑の期間に収監する刑事施設!
『刑務所』
Prison
“刑務所は刑が執行された刑罰を受ける”
そして刑務所の大きな目的の一つは!
“受刑者の更生および健全な社会復帰”
施設等機関、法務省矯正局が所管。
日本の46都道府県で75施設あります
刑務所の種類もいろいろあって
❑ 初犯刑務所:初犯の受刑者を収容
❑ 累犯刑務所:過去に刑務所に入所経歴
のある受刑者を収容
❑ 長期刑務所:刑期が10年以上の懲役
を受けた受刑者を収容
❑ 女子刑務所:女性の受刑者を収容
❑ 少年刑務所:26歳以下の受刑者収容
❑ 交通刑務所:悪質及び重大な交通違反
交通事故の事案の受刑者
❑ 民間刑務所:民間企業に委託した施設
このように様々な刑務所が存在します!
んっ!民間刑務所って何?
みなさん知っていましたか?
“現代的で明るい施設の中で周辺地域の
協力を得ながら先進的な更生プログラム
を受ける近未来の刑務所です。”
ということで今回は「民間刑務所」を
調べてみましたのでご覧くださいね!
(^_-)-☆。
民間刑務所とは
国が民間企業に対して公務を安い賃金
と民間資産で代理執行させるPFI方式!
Private Finance Initiative
民間企業100%運営ではありませんが
半官半民の刑務所という感じです
職業訓練が主体の施設。
このようなPFI方式の民間刑務所は!
全国で4か所あります
●美祢社会復帰促進センター山口県
●喜連川社会復帰促進センター栃木県
●播磨社会復帰促進センター兵庫県
●島根あさひ社会復帰促進センター島根県
全刑事施設の収容定員の約7%です。
社会に近い環境に社会との繋がりを実感
できる多彩な更生プログラムで再犯防止
推進の観点から今後も注目される施設。
刑務所改革の一つの動きですが
“一部を民間事業者に委託して運営する”
ただ処遇の最終決定権はあくまで「官」
また「民間」は一部の委託にすぎません
●
《基本理念》
「国民に理解され、支えられる刑務所」
「人生の再生」
《経済社会の構造改革の方針》
「民間にできることは民間に」
●
これがPFI方式の民間刑務所です!
一体どんなところ?
受刑者はさすがに丸刈りですが
塀の外より快適な民間刑務所!
どんな感じの所なのか紹介します!
●
■ 民間刑務所!?
“刑務所”という呼び方はしません
「社会復帰促進センター」の名称です。
●
■ どんな所なの?
快適空間で充実の更生プログラム
社会復帰の意欲の向上をはかる
受刑者の“楽園”と言われています。
●
■ どんな施設なのか
センターの敷地内には市立の保育園や
一般向けの食堂なども設置されていて
民間事業者により教育・心理・作業療法
福祉関係などの専門スタッフが配置!
質の高い矯正指導を受けられる施設。
●
■ 施設の中は!?
95%完全個室、TV・ベッド・冷暖房完備
窓には鉄格子もなく施錠扉もありません
出入りも自由でとても開放的な空間です
※ただGPSは身に付けています。
●
■ 食事は!?
朝食にはハムエッグにトーストなどで
または焼き魚に白飯に味噌汁・お新香
昼にハンバーガー夜はカツカレー・牛丼
など非常に多彩で本格的な食事が提供
地元食材や四季感溢れるメニューが豊富
●
■ どんな受刑者?
選ばれし者のみ!
厳選された救いのある受刑者だけ!
○ 初犯で軽微な刑罰の受刑者
○ 26歳以上60歳以下
○ 執行期間が懲役1~5年程度
○ 集団生活に適応できる
○ 暴力団関係者はNG
○ 心身に著しい障害がないこと
○ 安定した就労状況であった
○ 帰住環境が良好なこと
誰もが入れるというわけではありません
●
■ 再犯率は!?
コロナ禍で出所者の雇用状況が悪く
再犯者率は過去最悪の49.1%です
運営開始してまだ少ないデータですが
PFI方式の施設の再犯者率は低く!
およそ10%台です!
就労が社会復帰の鍵なんです!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

凄い快適な施設ですが
入ってはいけない所!
罪は起こしては駄目!
まとめ
いかがでしたか?PFI方式の民間刑務所
社会復帰促進センターはこういうところ
軽微な罪でも許される訳ではないですが
是非!更生されることを応援します。
================
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
民間刑務所