八方睨み鳳凰図

 江戸時代後期に活躍して生涯で3万点

 もの作品を描き残しトップを走り続け

革新的作風で世界に多大な影響を与えた

   世界に認められた著名な画家

            浮世絵師

    『葛飾北斎』

葛飾北斎

19歳で才能を認められ絵師デビュー!

 色あせない傑作を描き続け享年90歳

 日本を代表する偉人といえるでしょう。

  ちなみに「浮世絵」とは?

浮世とは「憂世」に由来していて

           「彼岸ならぬ現世

    「過去でも未来でもない現在

      「好色の気味の濃い俗世間

江戸の世を謳歌しようとする風潮の中

  浮かれて暮らすことを好んだ人々が!

  「浮世」の字を当てたとされています。

             つまり!

 生活や流行、遊女や役者がテーマとして

 庶民生活を描いた始まりが浮世絵です。

  その浮世絵を描く絵師が浮世絵師です

 ということで今回は浮世絵師の大御所

 「葛飾北斎」さん晩年の作品のなかから

 「八方睨み鳳凰図」を簡単に紹介します

       (^_-)-☆

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 八方睨み鳳凰図 

   完成は約170年以上前の嘉永元年

   葛飾北斎が一年間をかけて仕上げた

   北斎89歳の時の作品となります

 1848年、最晩年に描いた最高傑作!

 北斎の魂のこもった巨大な天井画

     『八方睨み鳳凰図

          はっぽうほうおうにらみず

 天井に描かれたサイズは畳21枚分

 一面に翼を広げた鳳凰が見下ろします

 現在残っている絵のなかでは最大作品

      迫力が超半端ありません!

また色彩も当時のまま光沢を保っていて

 160年ほど経っても修復してません。

 
 
 
 
 
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    美しさが半端ない!?

 鮮やかな色彩は現在でも保っています

       染料は中国より輸入した鉱石

     岩絵具は150両!

江戸時代後期で考え現在の価値にすると

           1両は約4万~6万円

なので150両というと900万弱ほど

   ちなみに1両は小判1枚です!

「小判 十両で首が飛ぶ」と言われていて

10両盗んだら死刑になるほどの大金

庶民は一生小判を見ることはなかった

              また!

 使用した金箔は4400枚!

 現在の価値にしたらかなり高額ですね

金箔の光沢や極彩色は未だ色あせません

変わらない美しさを保っているんです

  あまりの美しさに息を呑みます

またどの角度からみても鳳凰の視線は!

睨みをきかせてあなたの目を離しません

       (-_-;)

 
 
 
 
 
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葛飾北斎の八方睨み鳳凰図の場所

    どこにあるの?

 信州の栗の里雁田山の麓たたずむ古刹

     『岩松院』

               がんしょういん

その本堂の天井に描かれている天井画

 住所:長野県上高井郡小布施大字雁田615

    料金:大人500円・小学生200円・未就学児無料

                          御朱印記帳料:300円

撮影は禁止なので注意してくださいね。

   まとめ   

  いかがでしたか!?「八方睨み鳳凰図」

  葛飾北斎の情熱を感じれる最後の大作

   是非!一度は見る価値ありますよ♬

 ================

  最後まで読んでいただき

   ありがとうございました。

 葛 飾 北 斎 

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