スペイン生まれの世界的有名天才画家
『 パブロ・ピカソ 』
絵画の作品に猫が登場するほど猫好き
幼い頃から猫を飼っていたそうで…。
パリで画家として苦闘していたときには
街を飢えて彷徨っていたシャム猫を拾い
可愛がり「ミノー」と名付けるほどでした
パブロ・ピカソは愛猫家でした♪
ということで今回は猫が登場する作品
が多い中から『ドラ・マールと猫』
という有名絵画を紹介したいと思います
絵画初心者向けなのでご覧ください♬
(=^・^=)~☆
ドラ・マールと猫
この作品は1941年に描いた油彩画
ナチス・ドイツ軍がフランスに侵攻して
パリを占領した年でピカソが55歳!
“ マールの肩近くの椅子の上に黒猫 ”
これが『ドラ・マールと猫』です。
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絵のモデルの女性は誰?
ピカソが恋愛関係にあった良き理解者
ピカソの7番目の恋人で助手だった
写真家『ドラ・マール』さん29歳
ユーゴスラビア生まれアルゼンチン育ち
本名は!
アンリエット・テオドラ・マルコヴィッチ
ちなみに!
名画「泣く女」のモデルも彼女でした!
そんな彼女は猫が嫌いだったとか(汗)
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作品のドラ・マールと猫の組み合わせ
芸術史では“猫と女性”のペアリングは!
「謀略的な女性や性的アピールを暗喩」
まさしくこの作品はそのものですよ。
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ドラ・マールさんは!
猫が苦手な女性。
パブロ・ピカソは!
猫が大好き愛猫家。
対照的ですね(汗)
作品の見どころ
この作品の性的アピールを表現してる
“猫と女性”のペアリングのほかに!
モデルの「マール」の指に注目です
長い指にとがった爪
よく手入れをされた綺麗な長い指は
マールの最も美しい身体のパーツ!
そして尖った爪!
怒り、攻撃性の表現だそうです。
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また、いろんな角度から見た様子を
ひとつにまとめるキュビズムという
立体主義のピカソの手法!
ずれた目の位置が意味しているものは
前を見つめる目、苦手な猫を見る目
二つの微妙な表現の違いが感情を表現
しているところが…。
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豊かな筆使いと彫刻的な質感!
さすがパブロ・ピカソという作品です。
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見方によっていろいろ
感じる意味が違います
作品の背景を知るのも
ひとつの楽しみですね
まとめ
いかがでしたか「ドラ・マールと猫」
何か少し悲しい気持ちに・・・。(涙)
ドラ・マールがピカソに対する
愛情、怒り、嫉妬などを感じます!
精神的に不安定だったという話も…。
私にはそのように見える絵画です!
みなさんはいかがですか!?
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
ドラ・マールと猫